「膵負荷状態」の話

掲示板より

初めて投稿させて頂きます。
管理人のカオルさん(正式なお名前が判りませんので、失礼させて頂きます)には敬意を表するとともに、膵臓で悩んでおられる方々の問題解決につながればとペンを取らせて頂きました。
小生の判断では、この掲示板に投稿されておられる方々の大半は「膵負荷状態」にある方々と思われます。
この状態は血液検査での検出や画像診断での確認等が困難な場合が多く、膵臓の異常に結びつきにくく、問題解決に至らずに同様の症状を繰り返し、場合によっては明らかな膵炎状態に至ってから初めて診断される場合もあるかもしれません。
「膵負荷状態」では、消化器系はもちろんのこと、免疫系や自律神経系等を介して様々な注意信号(不具合)が発せられます。そして、根本的なお腹(膵臓)の安静に気付かぬ場合に膵臓そのものの症状を発生させ、半ば強制的にお腹や身体の安静を守ろうと働きます。しかし、この状態でも「膵臓」の診断には至らず、悩み・苦しむことが多いのが現実でしょう。
一方、「膵負荷状態」に早期に気付くことが出来れば、“問題”は一挙に解消する可能性がありますし、明らかな膵炎状態であっても病状の安定化につながると考えられます。
今月、小生の今迄の経験をまとめた『膵臓医者Blog』を公開致しました。
理解し難い内容かもしれませんが、今の身体(心)やお腹と上手に付き合い、現在や将来の問題解決につなげて頂ければと考えます。
常に膵臓(お腹)のことを意識すれば、“うるさい母親”的な膵臓の存在が、徐々に“有り難い母親”に変わって行く筈です。焦らず、ご自分を信じ、個々の地道な取り組みを期待致します。

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